住まいの整え方

子ども部屋の作り方 〜幼稚園・小学生の入学進級に向けて〜

2023.3.20

こんにちは。整理収納アドバイザー鈴木久美子です。
春の気配を感じるこの時期は、お子様の入学や進級に合わせて、子ども部屋やお子様のスペースに関するご相談がとても多くなります。
お部屋の使い方や収納は、お子様の成長と共に見直す必要があります。
今回は、入学・進級の時期ということで、幼児期(幼稚園、保育園)と小学校低学年のお子様がいるご家庭に向けて、収納の考え方についてご紹介します。

幼児期の収納の考え方

保育園や幼稚園に通っている幼時期(3~5歳頃)について少しご紹介します。
この時期は片付けの習慣を身に着けていく非常に大切な時期です。
また、おもちゃが一番増える時期でもあり、片付けや収納に悩む方も多くなってきます。
(次回のコラムでは子どもと片付けについて詳しくお話しします。)

まずは、おもちゃと朝のお仕度の収納はしっかりと分ける事が大切です。
また、幼児期は親が着替えやハンカチなど必要な物を用意する事が多いと思いますが、大人だけが出し入れできる場所ではなく、できるだけお子様が出しやすい位置に収納し、自分でもできる環境にしていきましょう。

まだ文字が読めない時期であれば、マークやイラストと一緒に文字も記載しておくと次第に認識できるようになります。
物の場所には必ずラベルを貼って、親子ともに定位置をキープしていきましょう。
バッグや帽子を掛ける位置も、お子様が掛けやすい高さを意識してくださいね。

小学校入学時の子ども部屋の作り方

ものを置きすぎないことが片付けやすくするポイントです。

小学校入学のタイミングでよくご質問があるのが、学習机を用意する必要があるか?という事です。
学習机については、ご自宅のスペースやご家庭ごとの考え方があるので、どちらがいいとは言えません。
実際は、学習机を購入しても全く机の上で勉強しなかった、という声も多くあります。ですが、勉強をあまりしなかったとしても、机という自分だけのスペースを用意してあげることに大きな意味がありますので、私個人としてはおすすめしています。
我が家の例ですと、長男も長女も、リビングと自分の机を時と場合によって使い分けていました。また、教科書をはじめ、文房具など自分の物を収納する場所としても大活躍でした。

低学年のうちは、学習はリビングやダイニングですることが多いと思いますが、ダイニングテーブルの上にいつも教科書などがたくさんあって困るというお悩みも多いです。そんなお悩みには、リビングダイニングの一角にファミリーデスクなどを検討してみましょう。最近人気がある、おすすめの方法です。
お子様のお絵かきや学習、大人も趣味や仕事、在宅ワークなどにとても役立ちます。

ランドセルと学用品置き場

学習机は(特に低学年のうちは)あってもなくてもどちらでもいいと思いますが、ランドセルや学校関係の物の置き場所だけはしっかりと確保しましょう。
ランドセルの定位置がなく、リビングの床に放置されていたりするご家庭も多いものです。

ランドセルの置き方については、フックで掛ける収納は実は使いにくく、あまりおすすめできません。
学校でもロッカーに横置きしている事が多いと思いますので、同じように横置きがおすすめです。

大切なのは、決めた場所に置く、という習慣を作っていくことです。
玄関や廊下に放置してしまうのではなく、歯みがきのように、習慣の一つとして教えていく必要があると思います。
そのためには、お子様が置きやすい場所に定位置を作ることも大切です。

ハンガーラックと組み合わせたランドセル収納の一例。
学用品が増える高学年には、収納が多い仕様に。

ランドセル以外にも、学校で使う物(教科書、体操服、上履き、鍵盤ハーモニカなど)の置き場所もしっかりと作りましょう。
学校で使う物がなくならないよう1か所にまとめて、大人も子どもも把握できる収納を目指したいですね。
専用のランドセルラックを購入するのもいいですし、カラーボックスや、キャスター付きのワゴンなどでも対応が可能です。
カラーボックスはワイドタイプを購入されるとピアニカも横向きで入りますよ。

朝の準備をスムーズにする収納

小学生になったのなら、朝の支度は自分一人でできるようにしたいですよね。
もちろん1年生になりたての頃は、大人のサポートが必要なこともありますが、基本的には一人で準備ができるように練習しましょう。
そのためには、朝の支度に必要な物(例えば、服、靴下、ハンカチ、給食ナプキンなど)を一か所にまとめて収納するのがおすすめです。

たまに、ハンカチは家族全員分をまとめて洗面所に収納していたり、給食ナプキンはキッチン付近、衣類は寝室にと、バラバラの場所になっているご家庭もあります。朝の忙しい時間に、あちこちから取り出すのは、スムーズではありません。

我が家では学校で使う物をまとめてあります。

衣類や靴下などの量が多すぎると、一か所に収まりきりません。
まずは、朝の支度がスムーズに行えるように、物を厳選して収納してみましょう。
(数が多すぎるけど捨てるのが難しいという場合には、違う場所で一旦保管してもよいでしょう。)

私自身も、この春から中学1年生になる息子と小学5年生になる娘がいます。こんなに大きくなっていますし、収納を整えてはいますが、それでも注意したり声をかけたりしないとできない事もあります。
幼児期や小学校低学年のお子様がいらっしゃる方は、どうぞ気長にお子様に片付けの習慣が付くようにサポートしてあげて下さい。
物が多すぎると、大人でも物の管理が大変になってきます。子どもには最低限の物で、シンプルに管理、収納できるようにすることが重要だと思います。

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鈴木久美子
片付け・収納専門家
鈴木久美子
【資格】
  • ・整理収納アドバイザー1級
  • ・住宅収納スペシャリスト
  • ・クリンネスト1級
  • ・整理収納アドバイザー2級認定講師

個人宅の片付けや収納改善を2,000時間以上行い、オンラインでの片付けや収納のアドバイスも全国から依頼を受ける。
セミナーや記事執筆の他、ZIP(日テレ)、ラヴィット!(TBS)、ノンストップ(フジテレビ)などメディアにも多数出演。
https://www.classylife-home.com/