住まいの整え方

すっきり収納したい!コード・ゲーム・タブレットの収納術

2026.10.20

「充電コードが見つからない!」「タブレットどこ置いたの?」
毎日このようなやり取りに疲れていませんか?暮らしの中に電子機器がたくさんあり、コードがぐちゃぐちゃで気になる、というお悩みが多いです。
近年急に増えてきたこの電子機器やコード類をどうすればいいのか、今回は、すっきり収納するための整理収納術をご紹介します。

なぜ電子機器は散らかるのか?

電子機器の片付けを難しくしている原因は、大きく分けて3つあります。
1.コード類が多すぎる(種類・数が管理できていない)
2.コードが絡まって出すのも戻すのもストレス
3.充電しながらしまえない問題
この3つの原因と改善方法について、具体的にわかりやすくお話ししていきます。

1.コード類が多すぎる

この10年で家庭内の電子機器の種類や量が圧倒的に増えてきました。子ども用でも充電式の電子おもちゃが増え、さらには学校からも1人1つのタブレットが配られるようになりました。
PC、タブレット、スマホ、ゲーム機などだけでなく、イヤホン、充電式のハンディファン、電子カイロまで様々なアイテムにコードが付属されてくるのです。

最近は、かなりコードの規格が統一されてきたように思いますが、今までは専用のコードがたくさんあって、どれがどれだか分からなくなってしまっている人も多いのではないでしょうか。
よく分からないから取っておく、という感じで、使ってないけどなんだか分からないコードがぐちゃぐちゃに大量に保管されているケースがよくあります。

この問題を解決するために、まずはコードを種類別に分けてみましょう。よくあるタイプのコードを記載してみましたので、ご自宅のコードを種類別に分けてみてください。

同じ型のコードが何本もあるなら、1〜2本程度を残して処分するのもおすすめです。減らすのは無理という人は、ジッパー付きの袋などに何タイプのコードかを記載し、同じ種類のものをまとめて入れましょう。そして必ず何のケーブルか分かるように記載するのを忘れずに。
また、アイテムごとに独自のアダプターやコードがある場合は、そのコード自体にもラベルをつけて何のコードか分かるようにしてください。

2.コード類が絡まって出すのも戻すのもストレスになる

多すぎるコードを分類し、必要数に減らすことができた人は、コードの絡まりもかなりマシになるはずです。それでもまだ絡まってしまうコード類はどうすればいいのでしょうか。
簡単な方法をご紹介します。

ケーブルタイで軽くまとめる

基本中の基本ですが、市販のケーブルタイ(面ファスナーやシリコン式のコード留めなど)を使ってまとめてみましょう。ぐるぐると本体に巻き付けたりするのはNGです。コードが切れやすくなったり、ねじれが生じてより絡まりやすくなってしまいます。

1つずつジッパー付き袋やケースに入れる

まとめる作業が苦手な方は、1種類ずつジッパー付き袋やボックスに入れるのもおすすめです。ごちゃごちゃするコードもすっきりしますし、絡まることもありません。

道具不要の8の字巻き

道具を何も使わずにできるのは8の字巻きです。片手の親指と小指を使いコードを8の字になるように巻いていき、終わりを軽く輪に通せばとまります。普通に丸めたり結ぶのとは違いコードがよじれにくいです。

3.充電する場所としまう場所の定位置は?

ほとんどのご家庭では、充電する場所も特に決まっておらず床付近の電源から電源タップを使っていくつものタブレットやゲームなどを充電し、充電をしていない時もたくさんのコードがごちゃごちゃと差しっぱなしになっています。

片付けるということは、定位置を決めて定位置に戻すのが基本です。まずはどこにしまうのか、定位置を決めないことには片付けることはできません。
基本的には電子機器関連を収納しやすいのはTVボード付近かと思います。必ず電源をとる場所もあるので、充電しながらしまっておくことがやりやすいスペースです。
また充電コーナーがどうしてもない、でもすっきり収納したい、という人は充電しながらゲームやタブレットをしまっておける収納を購入するのも1つの方法です。

こちらは私が担当したお客様宅ですが、いつもコード類がごちゃごちゃになっているのが気になっているけど、どこに収納したらいいか分からない、とお悩みでしたので、収納内でWi-Fiや配線をできるタイプの収納をご提案させていただきました。(TVはスタンドタイプでTVボードがないご自宅でした)

見た目もとてもすっきりし、家族みんなが片付けやすくなった、と大好評でした。充電系のアイテムは、ただ単に収納するのではなく、充電しながら収納できる場所が必要です。

新築・リフォーム時に計画したい電子機器の配線や収納

家づくりの段階から電子機器の居場所を考えておくと、リビングの散らかりは劇的に減ります。ぜひ以下のポイントをチェックしてみてください。

リビング学習スペースのコンセント位置
デスクの上やすぐ横の収納内にコンセントを配置しておくと、タブレット学習の充電・収納がスッキリ収まります。

テレビボード周りの「隠せる充電ドック」
開き戸や引き出しの中にコンセント口(または配線穴)を設置しておけば、生活感を隠したまま充電ステーションが作れます。

最近はTV裏の壁を全て収納スペースにして、裏側で配線や充電関連を完結させている間取りもよく見るようになりました。
以前私が担当したお客様もTV裏の壁の収納を導入されていて、ゲームやプリンター、充電式のコードレス掃除機まで、とてもたくさんのものが充電しながらすっきり収納できていました。
これからの家づくりやリフォームの参考にしてみてくださいね。

鈴木久美子
片付け・収納専門家
鈴木久美子
【資格】
  • ・整理収納アドバイザー1級
  • ・住宅収納スペシャリスト
  • ・クリンネスト1級
  • ・整理収納アドバイザー2級認定講師

個人宅の片付けや収納改善を2,000件以上行い、オンラインでの片付けや収納のアドバイスも全国から依頼を受ける。
セミナーや記事執筆の他、ZIP(日テレ)、ラヴィット!(TBS)、めざましテレビ(フジテレビ)などメディアにも多数出演。
https://www.classylife-home.com/