新年に見直そう！ごちゃついた冷蔵庫をスッキリ整頓

新年あけましておめでとうございます。
片付け・収納の専門家、鈴木久美子です。

皆さんは新年にどんな目標を掲げましたか？
「お家をスッキリ整えたい！」と思っている人も多いのではないでしょうか。
今年も、暮らしを整えて上質に暮らすポイントをたくさんご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

今回は、冷蔵庫の整理収納についてお話していきたいと思います。
年末年始はいつもより大活躍だった冷蔵庫をスッキリ整頓してみませんか？

冷蔵室のポイント

1.ゾーンを使い分ける
冷蔵庫は広い空間に様々なものを収納しています。

食材を何となく適当に入れていないでしょうか？
ゾーンによって入れるのに適しているものがありますので、ゾーンごとに紹介していきます。

一番上
奥の方は見えにくい場合もあるため、万が一忘れてしまってもある程度は大丈夫そうな、賞味期限が長いものなどがおすすめ
（例：缶飲料、みそ、カレーやシチューなどのルウ、粉類など）

中段
いつも冷蔵庫にストックしている定番品の定位置
（チーズ、ヨーグルト、マーガリン、ジャムなど）

下段
ちょうど目線に入りやすく出し入れしやすいゾーンなので、フリースペースとして大きめに余白を作ることがポイント
（調理中のもの、あまりもののおかず、急にいただいたケーキなど）

2.定番アイテムの定位置を作る

冷蔵庫はいろいろなものが出入りしますが、どのご家庭にも必ず冷蔵庫にストックしている、というものがあるかと思います。
どんな食品をいつも入れているかはそれぞれだと思いますが、私はチーズ、ヨーグルト、納豆、豆腐、ウインナー、朝食セット（マーガリン、バター、ジャム）などの定位置を決めています。

3.しっかりラベリングする
上記2.で作った定位置にしっかりとラベリングをします。
冷蔵庫に入っているものが多く入れ替わりが激しいと、どこに何があるか分からなくなってしまいます。
しっかり定位置を決めてラベリングをすること、これは冷蔵庫だけでなく収納の鉄則です。

野菜室のポイント

1.空間を仕切る
野菜室は深くて大きな引出し式であることが多いです。
このスペースにそのまま野菜を入れてしまうと、どこに何があるのか分からなくなり、ぐちゃぐちゃになってしまいがちです。

野菜室は、サイズに合ったバスケットなどの仕切りを活用するとうまく収納できます。
また野菜の皮やクズなどかなりゴミが落ちてしまうので、バスケットがあれば簡単に洗えてお手入れもしやすいのでおすすめです。

2.野菜をざっくりと分類する
仕切りをいれたら、野菜の種類でざっくりと分類して収納場所を決めてみましょう。
私は根菜（玉ねぎ、ジャガイモ）、ニンジン、葉野菜、キノコ、その他と分けています。

また上段に引出しがあるのですが、そこにはつぶれやすいもの（トマト、フルーツ等）を入れるようにしています。

冷凍室のポイント

1.立てて見やすく収納
野菜室と同様、冷凍室も深くて大きな引出し式であることが多いです。
こちらも仕切りを入れてできるだけものを立て、上から見て一目で何が入っているかが分かるように収納するのがポイントです。

倒れてしまいやすい冷凍食品を立てるためのグッズもいろいろと市販で売られていますが、私は100円ショップのファイルスタンドを活用しています。
ブックエンドや伸縮できるタイプのアイテムもありますので、お好みで選んでみて下さい。

2.使いかけや早く使うものを分ける
冷凍室に入れているものは、冷凍なので比較的長持ちするという安心感から、何が入っているか忘れてしまいがちです。
ですので、冷凍食品といえども開封後のものや自分で冷凍したものなどはできるだけ早めに使うようにしています。

冷凍室の引出し上段には、使いかけや早く使いきりたい食品のゾーンと決めています。
冷凍室に引出しがない場合は、自分なりに使い切りゾーンなど仕切りを作って決めておくと良いですね。

今回は冷蔵庫（冷蔵室、野菜室、冷凍室）の整理収納についてご紹介しました。
いつもストックしている定番品には、必ず定位置を作りラベリングをすることが大切です。
特に食材は出入りが激しく賞味期限もありますので、管理はしっかり徹底してやってみましょう。

冷蔵庫の整理収納と家の中の片付けには共通することがたくさんあります。
ぜひ簡単にできる冷蔵庫から試してみて下さいね。