こんにちは。片付け・収納の専門家、鈴木久美子です。
私は8年間で900回以上も個人宅にご訪問し、暮らしを改善するサポートをしてきました。
皆さんは、衣類や靴下、タオルなどはたたんで収納していますか?
お客様の中には、たたむのが面倒な人やたたみ方が分からない、という人も多くいらっしゃいます。
最近の風潮としては、手抜き家事やラクする家事も話題にあがっていますが、個人的にはたたんでキレイにしまいたいと思っています。
たたむという動作は、ものを大切にしている気持ちの表れだと感じています。忙しい毎日を過ごされている人も多いと思いますが、できるだけ自分が毎日使うもの、身に着けるものは大切に扱いたいですね。
今回は時間をかけずにサッと簡単にたためて、キレイに見えるしまい方を衣類の種類別にご紹介します。
Tシャツ
Tシャツ類はたたんで輪を上にして立てて並べるようにしています。
特にこだわりのたたみ方はありませんが、収納スペースの幅や高さに合わせてたたむようにしています。
靴下
靴下は上の画像の右側のように、1足を合わせてゴム口部分をクルっと裏返しにされている人が多いかと思います。
もちろんこの方法でも間違いではないのですが、キレイに並べて収納することができませんし、靴下のゴムが伸びやすくなります。また、見た目にも美しくありません。
タイツ・パンスト
下着
下着類は家族1人に1つずつ用意した洗面所の引き出しにしまっています。
細かいものも必ず輪を上にして、立てて並べています。
◆インナーシャツ
◆パンツ
タオル
タオルは収納スペースに合わせたサイズにたたむようにし、基本的にはタオルの端部分は表に出ないようにします。
輪が表になるように意識するとキレイです。
いかがでしたでしょうか。グチャグチャに詰め込むと収納量も少なくなりますし、使う際にシワシワにもなってしまいます。また、小さなものだとどこにあるか分からなくなるというデメリットもあります。
1つ1つのものをしっかりと丁寧に扱うことが、よりよい暮らしに必要だと感じています。
「こんなたくさん面倒でたたんでいられない!」と思ってしまう人もいると思います。
そんな場合は持っている枚数が多すぎないか、一度確認してみることをおすすめします。
人は自分にとって限られた数しかないものだと、大切にしたいという気持ちが自然と出てきます。
逆に必要以上にものを持ちすぎると、管理が大変でどんどん片付けや収納が面倒になってしまうので、ぜひ持っている数を意識してみて下さいね。
- ・整理収納アドバイザー1級
- ・住宅収納スペシャリスト
- ・クリンネスト1級
- ・整理収納アドバイザー2級認定講師
個人宅の片付けや収納改善を2,000時間以上行い、オンラインでの片付けや収納のアドバイスも全国から依頼を受ける。
セミナーや記事執筆の他、ZIP(日テレ)、ラヴィット!(TBS)、ノンストップ(フジテレビ)などメディアにも多数出演。
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