9月から10月はアウトドアに人気のシーズン。夏は海やプールで思いっきり遊んで、次は家族でキャンプがしたいなと考え中の人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、おうちで楽しめるプチアウトドアのアイデアを紹介します。自宅の屋外スペースを活かして、ちょっとした非日常を味わってみませんか?
自宅の庭やバルコニーでもアウトドアは楽しめる
新型コロナウイルス感染症の拡大によって多くの人が自粛生活を送っていた頃、青空の下で過ごせるスペースとしてバルコニーや庭の注目度が高まっていました。そして自由に外出できるようになった今でも、これら自宅の屋外スペースは家づくりの重要なポイントとなっています。
特に人気があるのが、自宅の庭やバルコニーを活用したプチアウトドア。SNSでも多くの人がオシャレなベランピングの様子などを発信しています。部屋から一歩外に出ただけで楽しめるアウトドアは、週末も忙しい人や、子連れで遠出するのは大変という人におすすめ。本格的なアウトドアグッズを取り入れれば、十分雰囲気を楽しめますよ。
1.子ども達大喜び!本格的なキャンプごっこ
小さなお子さんのいるご家庭には、キャンプごっこがおすすめ。いつもの庭も、子ども達にとっては別世界となります。ご家族の思い出づくりにぴったりの3つのアイデアをご紹介します。
◾️テント&シュラフでお庭でお泊り
好奇心旺盛な子ども達にとって、いつもと違う場所で寝るというのは特別な体験。夏の終わりから秋頃の気候の良い時期に、自宅の庭にテントを張って本格的なキャンプごっこを楽しんでみませんか?
現在はフレームと生地が一体化していて、3分程度で設営できる便利なテントも市販されています。テントに入ってシュラフに潜り込めば、そこが自宅の庭であることも忘れてしまいそうです。
お庭の地面が硬い場合やバルコニーでキャンプごっこをする場合には、シュラフよりもアウトドア用の折りたたみベッドのほうがいいかもしれません。いつもと違う環境で興奮しているお子さんもスムーズに寝つけるように、寝心地が快適なものを選んであげましょう。
◾️休日は一日キャンプグルメを満喫
食べ盛りの子ども達がいるご家庭なら、アウトドア用の調理器具を揃えて、自宅でキャンプ飯を楽しんでみては。
BBQをしたいけれど住宅地で炭火を使うのは臭いや煙が気になるという場合は、アウトドア用のガスグリルを使用すれば、お肉も野菜も十分な火力で美味しく焼くことができます。
他にもホットサンドメーカーやダッチオーブンを取り入れると、見た目にもアウトドアのワクワク感が高まりそう。アウトドア調理の定番スキレットは、食材をカリっと焼き上げることができて日常のお料理でも活躍します。ローストポークからパンケーキまで、料理のレパートリーも増えて子ども達も喜んでくれそうです。
◾️夜はランタンの灯りで癒やされて
「テントやガスグリルを用意するのは大変そう」という方は、まずはランタン1つでキャンプ気分を楽しんでみてはいかがでしょう?室内の照明をすべて消して、お庭やバルコニーでランタンの暖かい灯りに照らされていると、忙しい日々のストレスを忘れることができます。
小さなテーブルの周りにラグを敷いて、家族みんなでランタンの灯りを囲めば、平日の夜でも非日常のひとときに。親子でお喋りしながらカードゲームをしても楽しいですよ。またお庭やバルコニーにお好きなインテリアを飾ると、さらにオシャレな空間を演出できます。
2.9月には流星群も!星空を見上げてリラックス
キャンプスペースがない場合でも、天体観測ならバルコニーの一角でより気軽にアウトドア気分を満喫できます。静かな星空を見上げていれば、自然と心が落ち着いていきます。
◾️自宅での天体観測を楽しむためのグッズ
天体観測というと三脚のついた大きな天体望遠鏡のイメージがありますが、星空を見るだけならアウトドア用の双眼鏡だけでも大丈夫。お子さんが星への興味を示したタイミングで、本格的な天体望遠鏡を購入するのもいいですね。
自宅での天体観測で用意しておきたいのは、季節ごとの星座の位置がわかる「星座早見盤」。自分が向いている方角と観測日時を合わせると、今見えているのがどの星座かが分かります。方角を探すために使用するのは方位磁石か、あるいはスマートフォンアプリもさまざまな機能があって便利です。
秋の季節は日中は暖かくても、夜になると冷え込むことがあります。自宅で天体観測を楽しむときでも、風邪をひかないようにブランケットなどを用意しておきましょう。
◾️9月から観測できる「おうし座流星群」
夏の天体一大ショー・ペルセウス座流星群のピークが過ぎ、これからの季節で楽しみになるのが、おうし座流星群。毎年9月~12月にかけて長く活動する流星群で、9月から始まる南群と、10月から始まる北群の2つに分かれています。
おうし座南流星群の特徴は、火球と呼ばれる非常に明るい流星が多いこと。街の灯りのせいで星が見えにくい都会でも、はっきりとした流れ星が見られる可能性があります。
おうし座南流星群のピークは11月。流星群観測の本番までに、9月から自宅の天体観測スペースを整えていきましょう。特に流星群の観測は長時間同じ姿勢で過ごすことになるため、リラックスできるハンモックや、自分の身体に合った椅子を用意しておくのがおすすめです。
家での楽しみ方はいろいろ!家族でどんな家がいいか話し合おう
お庭やバルコニーの使い方を考えるのも、家づくりの楽しみのひとつ。何をして遊ぶか考えているときは、大人も童心にかえって子ども達と一緒に盛り上がることができます。
住宅展示場でいろいろな家を実際に見てみると、さらに夢やアイデアがふくらむかもしれません。展示場では各住宅メーカーの営業担当者にお庭やバルコニーなどの希望を伝えて相談することもできます。週末はぜひご家族一緒にtvkハウジングプラザ横浜にお越しください。