住まいの整え方

キッチンの魅せる収納術!おしゃれで機能的な空間づくり

2026.2.20

片付け・収納の専門家、鈴木久美子です。
キッチンは家の中でも特に生活感がでやすい場所です。だからこそ、ただ出しっぱなしにするのでも、隠す収納でもなく、一歩先の美しさと使い勝手を両立した、魅せる収納を取り入れることで、キッチンの印象は大きく変わります。
整理収納のプロの視点から、無理なく実践できるキッチンの魅せる収納術をご紹介します。

魅せる収納の基本は『厳選』と『余白』

魅せる収納で最も大切なのは、ものの量です。ただ使うものを出しっぱなしにしているだけでは、散らかった印象になります。まずは本当に出しておいた方が便利なものと、目にするだけで嬉しくなる、心から好きなものだけを厳選してみましょう。
また、必ず飾るスペースには余白が必要です。余白があることで、お気に入りのアイテムが引き立ち、出しっぱなしではなくあえて魅せている、という洗練された印象のキッチンになります。

色を揃えて統一感を出す

魅せる収納では、色や素材の統一感も大切になってきます。魅せる収納を楽しみたい時には、ものからこだわって選ぶ必要があります。調味料を出している、という人は調味料の容器を選び、色や素材を揃える工夫をしてみて下さい。
さらに、タオルや布巾なども色を意識して選ぶようにしてみて下さい。ちなみに、私はキッチン小物はシルバーとブラック(ダークグレー)を中心にしています。

見せていいものと隠すものをしっかり分ける

皆さんは何を魅せて、何を隠したいですか?これはそれぞれの好みの問題になりますが、やはり使用頻度が高く、お気に入りのアイテムは出しておき、使用頻度が少ないものや消耗品のストック品などはしまっておくと良いでしょう。
ということは、毎日使うような使用頻度が高いものは特にしっかりとお気に入りのものを選ぶ必要があります。私は基本的にしまう収納が好きですが、それでも出して魅せる収納にしているもの(塩・胡椒、ティッシュケース、フルーツバスケットなど)はこだわって選んでいます。

収納アイテムのデザインも選ぶこと

魅せる収納をする際に収納グッズ選びも重要です。見えない引き出しの中ではあまり問題にはならないですが、出しておくバスケットはとても重要です。
適当に余っていたカラフルなプラスチック製のバスケットや、余っていたお菓子の缶などを使っていたりしませんか?それでは魅せてるのではなく、適当に使っているだけになってしまいます。
ナチュラルな雰囲気が好きな人ですと天然素材のバスケットを使用したり、モダンでスタイリッシュな雰囲気が好きな人だと、金属製素材も素敵です。プラスチック製でも問題ないのですが、色と質感にはこだわって選びましょう。

(上記画像:整理収納サービスお客様事例)

美しいキッチンにしたいと、ご依頼をくださるお客様はたくさんいらっしゃいます。
『キッチンカウンターの上には何も置かずに、すっきりキレイにさせたい』とご希望されているのですが、出しっぱなしにしていたもの(薬、文具、リモコンや郵便物など)をいざ収納していこうとした時に、抵抗感を感じる方が多いです。(これは人間の脳の仕組みで今までの状態を変えることに抵抗感を示すのです。)

すっきり片付けたい、おしゃれに魅せたい、という気持ちがあるのであれば、現状を変える必要があります。現状から抜け出すためには、自分の目でしっかりと客観的にみて、本当に出しておく必要があるか、目にするだけでうれしくなるアイテムかどうかを見極めてみて下さい。客観的に見るためには写真に撮って、見るのもおすすめですよ。

捨てるわけではなく、収納場所を決めてしまうだけでいいのです。全てのものを完璧に収納してから、本当に魅せたいものをディスプレイするようにしてみましょう。

鈴木久美子
片付け・収納専門家
鈴木久美子
【資格】
  • ・整理収納アドバイザー1級
  • ・住宅収納スペシャリスト
  • ・クリンネスト1級
  • ・整理収納アドバイザー2級認定講師

個人宅の片付けや収納改善を3,000時間以上行い、オンラインでの片付けや収納のアドバイスも全国から依頼を受ける。
セミナーや記事執筆の他、ZIP(日テレ)、ラヴィット!(TBS)、めざましテレビ(フジテレビ)などメディアにも多数出演。
https://www.classylife-home.com/