注文住宅を検討されている皆様の中には、「自由に決められるからこそ、失敗したくない」とお考えの方も多いはず。実際、住宅購入者を対象とした調査では、過半数から9割程度の方が何らかの不満や後悔を感じているというデータもあります。収納不足、動線の不便さ、コンセント配置のミス。住み始めてから気づく問題は少なくありません。
この記事では、多くの方が経験している具体的な失敗例と、それを防ぐための方法をお伝えします。
住んでから気づく、よくある後悔ポイント
生活動線が悪く毎日ストレスになる
「図面では問題なさそうに見えたのに、住んでみたら思ったより動きにくい」。本当によく聞くお話です。
・玄関からキッチンまで重い荷物を運ぶのが大変、洗濯物を干す場所が遠い
・朝の忙しい時間に洗面所とトイレが近すぎて混雑してしまう
・リビングからキッチンが見えず子どもの様子を確認できない
このような設計段階では見落としやすい動線の不具合は、毎日のストレスに直結してしまいます。
収納スペースが足りずものがあふれる
一番の多い失敗談は「住んでみると、思ったより収納が足りなかった…」ということかもしれません。
子どもの成長や趣味の道具など、ものは想像以上に増えていくものです。
例えば玄関まわりには、靴、ベビーカー、子どもの外遊び用品、傘、コートなど、意外に置きたいものが多いものです。物量を把握して、シューズクロークなどを余裕を持って準備しておくと良いですね。
併せて、子ども部屋のクローゼットも、成長とともにすぐ足りなくなる場所のひとつです。
またキッチンはどうでしょうか。食器や調理器具、食材ストック、災害時備蓄品…。これらを収めるためにパントリーが欲しくなります。
動線が悪く家事がストレスになる失敗
毎日使う場所だからこそ、動線の失敗は大きな負担になります。
「キッチンから洗濯機まで遠くて、朝の家事が大変」「買い物から帰ってきて、玄関からキッチンまでの距離があり、重い荷物を運ぶのが辛い」など、設計図では見逃しやすい日々の不便さは解消しておきたいところです。
なかでも見落としがちなのがゴミ出しの動線。キッチンからゴミ置き場、そして玄関への流れがスムーズでないと、特に夏場は衛生面でも気になります。
コンセントや照明の配置ミスで不便に
私たちの暮らしに欠かせなくなっている電子機器。並べてみると、思っている以上にコンセントが必要だった…という声もとても多いです。
リビングのテレビ周辺でコンセントが足りない、寝室のベッド脇に充電用コンセントがない、掃除機を使う時に何度も差し替えが必要…など、日常的な不便さが積み重なると、せっかくの新居でストレスにもなりかねません。
照明スイッチも同様です。
寝室で寝る前に手元で消せない、階段の両端にスイッチがなく足元が暗く危ない…。など、住んでから初めて気づくことのないようにしておきたいですね。
窓の位置や大きさで後悔
大きな窓で夏場に日差しが入りすぎて暑い、家具や壁紙が日焼けする、窓が大きすぎて家具の配置や収納スペースが確保できない。こうしたケースがあります。
予算オーバーとメンテナンス費用
建物本体価格だけでなく、地盤改良費、外構工事費、家具・家電費用なども含めた総額を知っておきましょう。
初期見積もりには含まれない項目があると、標準仕様からの変更で追加費用が発生してしまうこともあります。
また約10〜15年後には、代表的なメンテナンスのひとつである外壁塗装は、約10〜15年で必要になってくることが多いです。
初期コストが安くても、塗り替え周期が短い材料や特殊な工法が必要な材料は、長期的にコストが高くなってしまう可能性があります。
後悔を防ぐための確認方法
家づくりの前に!知っておきたい4つのポイント
1.現在の不便をリストアップする
現在のお住まいで不便に感じていることをすべて書き出してみましょう。「玄関収納不足」「洗面所が狭い」「キッチンから子どもが見えない」。今の不便を解消することが新しい家での快適さにつながります。
2.生活動線を時間ごとにシミュレーション
図面を見ながら、朝と夕方の実際の動きを想像してみてください。朝の支度、夕食準備、洗濯。一日の流れで「どこをどう移動するか」「距離は適切か」を確認します。
3.家具・家電のサイズを図面に書き込む
ソファ、テレビ台、冷蔵庫、ダイニングテーブル。実際のサイズを図面に書き込んで確認しましょう。冷蔵庫の扉を開けたスペース、椅子を引いた時の通路幅なども考慮が必要です。
書込みの際は、実際の寸法を100分の1に縮小して描いた「1/100 図面」を活用しましょう。図面上の1cmが実際には1m(100cm)に相当する縮尺になっているため、家具家電の寸法の書込みがしやすいです。
4.将来のライフスタイルを想像する
子どもの成長、独立後の夫婦二人の生活、高齢期のこと。こうした変化も考慮しておきたいところです。子ども部屋は間仕切りで分割できる設計にしておくと、将来の変化に対応できます。
住宅展示場で確認すべきポイント
実際にモデルハウスを訪れることで、図面だけでは分からない生活のリアルな感覚が掴めます。
家族構成や生活パターンを伝えることで、「この設備は後から追加できる」「この部分は最初に作っておくべき」など、具体的なアドバイスを得ることもできます。
収納の使いやすさを実際に確認
収納扉を開けて、奥行きと高さが実際にどの程度あれば良いか、手を伸ばして確かめてみましょう。クローゼットはハンガーをかけた時の余裕や、上の棚への手の届きやすさもチェックします。
動線を歩いて体感する
キッチンからリビング、洗面所、玄関への距離を実際に歩いて見て回ります。「料理しながら子どもを見に行ける距離はどのくらいか」「洗濯動線は便利か」を体感しましょう。廊下の幅も、すれ違いや洗濯かごを持っての移動が可能か確認します。
総額見積もりで予算を把握
建築費の10〜15%程度の諸費用(地盤改良、外構工事、照明・カーテン、登記費用、住宅ローン手数料など)と、総予算の5〜10%の余裕資金を確保しましょう。標準仕様とオプションの境界を明確にし、追加費用が発生する項目を事前にチェックします。
メンテナンス費用も計算に入れる
外壁材や設備は、初期費用だけでなく10年、20年後の塗り替えや交換費用も考慮してライフサイクルコスト全体で判断しましょう。例えば、外壁塗装は使用する塗料により10〜20年で塗り替えが必要になるため、長期的な視点での費用計算が重要です。
土地や周辺環境も重要
日当たりと風通しを確認
家を建てる土地の候補があれば、時間帯や季節を変えて現地に足を運び、日当たりや風向きを体感しておきましょう。隣接建物の影響で思ったより条件が変わってしまうこともあります。
騒音と利便性をチェック
大通りや鉄道が近い場合、時間帯ごとに騒音を確認しておくのも良いですね。駅やバス停までの距離、買い物施設、道中の高低差や段差なども見ておきましょう。
tvkハウジングプラザ横浜で後悔しない家づくりを始める
後悔のない家づくりは、具体的な失敗例を知り、それを防ぐための対策を立てることから始まります。
tvkハウジングプラザ横浜では、経験豊富なスタッフが、これまでの施主様の声をもとに、後悔しないための具体的なアドバイスをご提供いたします。モデルハウスを実際に見ながら、収納の使い勝手や動線の良さを体感していただけます。
お時間のある時に、ぜひご家族でお越しください。皆様が後悔のない、快適な住まいを実現できるよう、全力でサポートさせていただきます。