暮らしのヒント

日常にハーブの香りを。家庭菜園におすすめのハーブ7選

2025.5.20

いつか自分の理想どおりのマイホームを手に入れたら、家で過ごす時間を心から楽しみたいですよね。

そこでおすすめなのが、ハーブの家庭菜園。ハーブはお庭を美しい香りとみずみずしい緑で満たしてくれるだけでなく、生活の様々なシーンで活躍する実用性のある植物です。

広々とした素敵なキッチンで、ハーブを使った美味しい家庭料理を作る。
そんなオシャレな暮らしを叶えてみませんか?

今回はハーブの使い方や、家庭菜園におすすめのハーブを紹介します。

ハーブで暮らしはもっと豊かになる

ハーブとは一般的に「香りが強く実用性のある植物」を指します。
つまり観賞用だけでなく食用や薬用に使うことができる植物のことで、ハーブと呼ばれる植物は1万種類以上存在します。

一般的にイメージされるミントやカモミールの他、日本でお馴染みのシソやエスニック料理に欠かせないパクチー(コリアンダー)もハーブの仲間です。

香りの強いハーブは、アロマオイルやポプリの材料としても人気。自分の好きな香りに包まれるひとときは最高のリラックスタイムに。

またお客様をお迎えするときにも、お気に入りのインテリアと併せて素敵な香りでお部屋を演出できます。

一方で人間にとっては爽やかなハーブも、虫にとっては苦手な匂い。そのためハーブは虫よけとしても効果的です。

そして一番のおすすめは、日常のお料理や飲み物にハーブを取り入れること。
ハーブを使ったパスタやお肉料理は風味豊かで、フレッシュハーブのお茶はおもてなしにもぴったりです。

家でハーブを育てることで新鮮なハーブがいつでも手に入り、キッチンに立つのも楽しくなりますよ。

ハーブは家で育てられる?

実は、ハーブはガーデニング初心者におすすめの植物。
病気に強く、虫が嫌う匂いを放つため害虫にもほとんど悩まされません。
比較的お世話の手間が少ないので、共働きで忙しいご家庭にもおすすめです。

ほとんどのハーブはたっぷりとした日光を必要としますが、ミントなどの種類は半日陰を好むため、日当たりが心配なお庭や室内などでも育てられます。

鉢植えやプランターなどでも手軽に育てることができ、お庭のサイズや形状に合わせて自由にレイアウトOK。
もちろん地植えにして本格的なハーブガーデンを造るのも素敵ですね!

家庭菜園におすすめのハーブ7選

ハーブには非常に多くの種類があり、種類ごとに暑さに強かったり寒さに弱かったりといった特性があります。
自宅の日当たりや地域の気候に合わせて、育てやすい種類のハーブを選ぶのが秘訣です。

ここではハーブの中でも人気の7種をご紹介します。

1.バジル

イタリア料理でお馴染みのハーブですが、原産地はインド・熱帯アジア。

そのため寒さに弱く、日本では一年草となっています。
ただ、暑さには強いものの、夏の日差しで葉焼けを起こす場合があるので気をつけましょう。

トマトやチーズとの相性が抜群で、お料理で使い勝手の良いハーブです。

2.ミント

北半球の温暖地帯が原産で、暑さにも寒さにも強い逞しいハーブ。
繁殖力が強く、手をかけなくてもすくすくと育ちます。
4月から10月まで長い期間収穫が楽しめるのも人気の理由です。

独特の清涼感のある香りは、ミントティーやレモンスカッシュなど夏の飲み物にぴったり。

またミントをたっぷり使用した定番カクテル、モヒートもおすすめです。

3.カモミール

愛らしい白い花が人気のカモミール。
緑がメインになりがちのハーブガーデンに彩りを加えてくれる存在です。

地中海が原産のハーブで寒さに強く、夏の暑さには弱い性質があります。

甘い香りが魅力のカモミールはハーブティーにするのがおすすめ。お花を浮かべた可愛いハーブティーはおもてなしにぴったりですよ。

4.パセリ

日本でも昔から馴染みのあったパセリ。
原産地は地中海沿岸で暑さにも寒さにも強く、初心者向けのハーブです。

また半日陰でも元気に育つため、キッチンに小さな鉢を置いて栽培することもできますよ。
お料理にちょっとだけ緑を添えたいというとき、すぐ側に新鮮なパセリがあると便利ですね。

5.ラベンダー

ハーブガーデンに華やかさを出してくれる、美しい紫のラベンダー。
香りを楽しむためにポプリにしたり、ドライフラワーをお部屋に飾るのも素敵です。

ラベンダーは日当たりがよく風通しのよい場所で育てるのがポイント。
品種によって暑さへの耐性が違うため、自宅のある地域の気候に適したラベンダーを選びましょう。

6.ローズマリー

西洋料理では定番のローズマリーは、肉や魚の臭みを消すために使われます。
スッキリとした香りが特徴で、乾燥して保存しておくと長く料理に使えて便利です。

ローズマリーは暑さや乾燥に強く、初心者でも簡単に育てられます。
ただし湿度には弱いので、土の水はけには気をつけましょう。

7.タイム

小さな葉やピンクの花が魅力的なハーブ。
お庭の土を緑で覆うためのグラウンドバーとしても活躍します。

独特のほろ苦さと爽やかな風味が人気で、お肉や魚料理の香りつけにも使われます。
自宅の庭にタイムがあると、パエリアやポークチョップ、魚介のアヒージョなど、オシャレな料理のレパートリーが増えそうですね。

家でハーブを育てるときのポイント

家庭菜園でハーブを育てるときに気をつけたいのは、それぞれのハーブの原産地の気候に合わせて環境を整えてあげることです。

ハーブの中には地中海沿岸で育つものもあれば、アジアの熱帯地方で育つものもあります。
そのためハーブの種類によって、暑さ寒さに弱かったり、高温多湿を好んだりといった違いが出てきます。
ハーブを購入するときは原産地の気候を意識して、自宅の環境で育てやすそうなものを選びましょう。

基本的には日光とたっぷりの水と土があればハーブはすくすく育ちます。
ただしミントなどのハーブは繁殖力が強すぎるため、地植えにするとお庭一面に広がってしまう場合もあるので注意が必要です。

住宅展示場で、ハーブの庭が似合う家を見つけよう

緑のハーブガーデン、収穫したハーブを保存するパントリー、ハーブを使って色々なご馳走を作るキッチンなど、ハーブの優しい香りに誘われてマイホームの夢は膨らんでいきます。

ハウジングプラザ横浜にも、ハーブの似合う素敵なモデルハウスが沢山並んでいます。
一軒一軒眺めていると「あの窓辺に鉢植えを置いて」「ここの玄関周りにハーブを植えて」と、きっと家づくりのイメージが湧いてくるでしょう。

緑まぶしい5月は住宅展示場の中を散歩するのにも最適な季節。
週末はぜひご家族でハウジングプラザ横浜にお越しください!